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ロスト・フライトのhirosophyのネタバレレビュー・内容・結末

ロスト・フライト(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原題がplane。わかりやすく(?)邦題はロスト・フライト。
殺人犯ガスパーが飛行機の乗客で「こいつがこの映画のヒールか?」と思わせる序盤。
航路のフィリピン上空に大きな嵐が来ていたが飛行機会社が燃料をケチって嵐の中を飛ぶことに。この上司が戦犯1号。
案の定飛行機は雷に打たれて電子系統が壊れ、乗客にシートベルト着用の指示が出る。殺人犯を連行してる刑事がスマホを落とし、シートベルトを外して拾いに行こうとすると、CAさんもシートベルトを外して止めに行ったその瞬間、飛行機が嵐で急降下してその二人は天井に打ちつけられて死亡。
え?刑事さん何してるの?
このあと殺人犯を誰が管理するの?巻き添えCAも可哀想。この刑事が戦犯2号。
飛行機はガタガタになり、緊急着陸。着陸したのが武装集団が選挙するフィリピンの島。この武装集団、外国人を拉致して身代金を得るワルモノ達。え?なに?この鴨ネギ展開。

この後は戦犯はいないけど、謎の行動3選。まずは殺人犯ガスパーが実は悪い奴じゃなかった。主人公のジェラルバトラー(機長)を助けるまではいいのだが、最後にみんなと一緒には島を脱出しないという選択をする。こんな島でどうやって自力で島を出るつもり?なんだかんだで大金をゲットするのだが、それは後付。どうするつもりだったんだろ?これが謎1号。
二人目は武装集団のボス。緊急着陸した飛行機の乗客たちを助ける為に少数の民間兵士が来るのだが、これが強い。それに立ち向かって行ってガンガン被害を出すワルモノ武装集団。ワルモノのボス、頭悪い?しかも、ガチな感じの銃撃戦で皆がライフル使ってる中、何故かピストルで応戦。こんな奴がボスじゃダメだよな。
最後、飛行機で島を脱出して50マイル先の空港に緊急着陸するのだが、滑走路の突き当りに飛行機を置いたままエンディング。オイオイ、早く片付けないと空港使えないやん。空港職員が謎行動3号。

ツッコミどころ満載だけどエンタメとしては楽しめた映画だったので3.5
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