No.1679 2022年🇺🇸映画
ジェラルド・バトラー主演。制作も彼。
航空パニックにサバイバル・アクションを加えたノンストップアクション。
いや他にも沢山の要素がある気がするが、とにかく次から次に危機が襲う。息をもつかせぬスリリングな展開にハラハラドキドキは最高潮。
主人公のトランス機長（ジェラルド・バトラー）は元英空軍所属。実はこれがミソ。彼の逞しさの裏付けがここにあるからだ。
彼が乗るのはブレイザー119便。その便に護送する殺人犯の搭乗を依頼される。彼はやむなく引き受けることにするのだが、そのことは乗客には内緒にするように命令する。この始まりから何やら不穏な予兆。この犯人が脱走するため暴れ出すのか、そんな感じなのだ。
そんな中、飛行機は悪天候に見舞われ、落雷を受けてコントロールを失うことになる。トランス機長達に必死の操縦で奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着するのだか、そこは凶暴な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。
ここまでも大変だったのに、ここからからさらに大変なことになる。絶対絶命のピンチの連続なのだ。
ところが不安な中で搭乗させた殺人犯は元フランス🇫🇷の外人部隊出身で、トランス機長を助ける有難い助っ人になるから面白い。
この二人を中心に反政府ゲリラからの脱出劇になるのだが、このゲリラが残忍でとにかくしつこい。果たしてトランス機長は無事全員助け出せるのか⁉︎
ラスト。
「機長、大丈夫ですか？」と聞かれたトランス機長が答える。
「もうヘトヘトだ」
「観てる我々も同じです」と言いたくなる。
大変な107分だった。😮💨
