悪くない映画だけど
「ハリウッドで作られる映画はどれも似たような内容になってしまう」という言葉を思い出した。
いわく出資会社を納得させるようなユニバーサルスタンダードのストーリーを書こうとするとバリエーションが極端に減るんだと、A24スタジオの代表が言ってて、
まぁ、監督はフランス系みたいだけど…作風が『ダイハード』や『コンエアー』、『コマンダー』、『ランボー』っぽい。。。
ストーリーは…
飛行機が悪天候で不時着、
機内には移送中の殺人犯、
不時着した場所は反政府ゲリラのたむろする島…
そんな困難な状況設定はかなり面白そうなんだけど、
過去の傑作群のイイところを全部集めたのに、
なぜかそれらの作品より圧倒的に地味でぱっとしない。
突っ込みどころ満載の低IQ映画より、
こういう尖ったところのないソツなくこなしてる系の映画の方がよっぽど数ヶ月したら、内容も忘れてしまいそう。
見終わったけど、俺の中になんにも残ってない。。。
ジェラルド・バトラーの演技が悪いわけじゃないけど、もうちょっとキャラ立ちを考えた新しみのある設定を足せなかったのか？
良くも悪くもフツー。
この監督の映画…要注意だなぁ。。
