久々に血沸き肉躍るおっさんが無双する映画を観たい気分になったため。
ジェラルド・バトラーがそれほど人間をやめていないので、思っていたのとは少し違ったけど、なかなか面白かった。
機体の故障により不時着した場所が無政府状態のヤバい場所で、武装勢力に狙われながら乗客と共に脱出を目指すという、稀によくあるアクション・スリラー。
旅客機の出発、事故、不時着までの流れが非常に丁寧。合わせて30分くらい使っていたと思うけど、このパートだけで映画を作っても良かったんじゃないかというくらい手に汗握る。
作中ジェラルドおじさんが言う「一つ一つ着実に」を地でいく進み方で、武装勢力が関わってくると、旅客機で護送していた殺人犯も行動に加わり雰囲気も一変。元兵士とはいえ旅客機の機長なので、そこまでキリング・マシーンじゃないのが良いバランス。
終盤加勢にくる傭兵集団が笑っちゃうほど強い
東京行きの便で起こったことなので、これから海外に行く人は気を付けましょう(何を)