【映画のおかげで父親といれた】
ロバート・ダウニー・Jrが映画監督である父親と共に歩んだ道のりを描いたドキュメンタリー。
父親の映画にならってモノクロ映像にしてるのが良い。そして何より、あの歳になってもまだ映画制作欲がある父親を尊敬する。本当に映画を愛してるのだろうなと。映画の血が流れているというのは彼のことを言うのであろう。そしてそんな父親の映画について語るダウニーJrも映画を愛してるのだろうなと。
ダウニーJrが好きな人なら鑑賞必須。
子役からの才能っぷり、そしてしっかり薬物についても語っている。彼の歴史が全て詰まってるわけではないが、ドキュメンタリーとして完成度も高く、非常に興味深かった。チャップリンの『キッド』が出てくるのも個人的にはニヤリ。
自分の父親があの世に旅立つ時、自分はどう思うのか。そういうことをぼんやり考えながらこのドキュメンタリーを鑑賞した。
