ロバート・ダウニー・Jrが父親ロバート・ダウニー・シニアを理解すべく、彼のキャリアや内面に迫ったドキュメンタリー。
映画制作者として時代と共に作品を作り続ける彼の、唯一無二な創造力と創作意欲が捉えられている。
父と息子の対話によって彼のパーソナルな面も垣間見える。
ユーモア溢れるシニアの人柄が、作品全体のユーモアとなっている。
一方で、父親の全てを受け容れて理解しているわけではない、ジュニアの複雑な心境も伝わってきて、ペーソスも湛えた作品でもある。
映画愛に満ち、なにより有名人親子による普遍的な家族愛に満ちた記録。