『"Sr.": ロバート・ダウニー・シニアの生涯』
Netflix
ロバート・ダウニー・Jrが制作を務め、自ら出演した彼の父親のドキュメンタリー。
今年、ロバート・ダウニー監督の映画『パトニー・スウォープ』を観ることができた。映画がぶっ飛んでいて、監督にも興味があった。残念ながら、昨年監督は亡くなった。
ロバート・ダウニーといえば、カルト映画で、その後の映画界の礎を築いたパイオニア。黒人のカルト映画では、メルヴィン・ヴァン・ピーブルズ。白人ではロバート・ダウニーといったところだろう。
父ダウニーが毛嫌いするメジャーな映画。ジュニアが20年にわたる薬物依存から復帰したのは、『アイアンマン』。彼を再びスターにしたのはハリウッドのどメジャー、マーベル作品という皮肉。ちなみに父親も薬物依存だった事を語っている。さらには妻がルー・ゲーリック病で闘病し亡くなった事を作品に反映させたり、波乱の映画人生。
ロバート・ダウニー監督の孫や一族を観ることもできる貴重なドキュメンタリー。
あっ!マーベル・ファンのオッさんは観なくていいよ。お前らの真逆の人だから。