ぜる

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)のぜるのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

知り合いに誘われたので黒の組織内の人物相関図とか最低限の情報だけ入れて鑑賞。
多分まともに観た初めてのコナン映画かもしれない。

コナンのことほぼ知らなくてもメインテーマ流れていつもの口上を聞くとやっぱり気持ちが盛り上がる。

どちらかと言えばカプ厨の気がある方なので、観てる最中はずっと「コ哀キテるな…」って思ってた。サラッとイヤホン片耳渡す所とかね。
コナン沼にはまってない人でもこれなんだから、ファンだったら卒倒するんじゃないか。

原作ファンからすると結構灰原のキャラの乖離が激しいのかなとも思ったり。
ただ俺は嫌いじゃない。

ミステリー要素も0ではなかったものの、噂に違わぬエンタメ作品だった。
スケボーで崖を爆走するわ、スタントマン並みのアクション決めてオーバーヘッドキックするわ…
批判してるように見えるかもしれないけどとても楽しめました。

全編通して面白かったんだけど、ちょっと釈然としないのはコナンの正体バレについて。
コナンの正体がバレた時に相当ヤバそうなリアクションしてたのに、事が終わったら「追手こねーな大丈夫だったか」みたいなノリだったのが若干腑に落ちない。
その程度でええんか。

仮に情報を持ち帰ったとしても「老若認証システムがアテにならない判断を下してたからまともに取り合って貰えませんでした!」ってことなんかな…
結局ピンガが爆殺されたのも内輪もめからの棚ぼただし…

どうせ作品内で殺すのであれば何としてでも捕縛して欲しかった感はある。
コナンくんもあんだけ必死だったから尚更。

あとウォッカはやっぱり悪いやつだったし、ちょっと想定外のことが起こるとすぐに人を殺そうとしちゃうジンさんおもろい。
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