このレビューはネタバレを含みます
あー良いじゃない！
近年の中で比べるといちばん面白かったかも？(忘れてる作品あったらすみません)
コナン作品に向けられる批判的なコメントと言うと「推理しろよ」「アクション要素しかなくて草」みたいな感じかなと思いますが、今作に関してはコナン灰原vs黒の組織の構図がメインであって推理メインじゃないストーリーというのが見る前から分かっていたと思うので、ただただコナンファンがストーリーに熱くなる作品だったかなと思います。
黒の組織系ストーリーの映画は定期的に公開されていますが、ここまで登場人物が豊富かつ、ジン＆ウォッカの純粋な組織としての動き、ベルモットやバーボン(降谷零)のようにコナンを助けるような動き、FBIメンバーも登場しているし、安定の赤井さん強すぎ案件。コ哀のイチャイチャも見れて蘭姉ちゃんの格闘シーンもありましたね。コナンファンが見たい様々な要素が程よく詰まってて良かったと思います。
まぁ、にしても蘭姉ちゃんの強さはバグですよね。黒の組織内でジンと立場を争うような立場のピンガと闘ってほぼ勝ってますからね。空手の域を超えて、もはや戦闘民族説出るんじゃないかレベルです。
しかも蘭姉ちゃんが与えた傷で犯人を特定するなんてもうお手柄もお手柄ですよ。
ツノ使って闘ったらもっと強そう。
僕は原作の1〜84巻までを持ってるコナンファンもどきなんですが、蘭姉ちゃんよりも灰原哀派の人間なんですよ。2作前の緋色の弾丸が(ストーリーの善し悪しは置いといて)灰原大活躍で嬉しかったのですが、今作は灰原の可愛いところが前面に出た上カッコ良さまで見れて満足でした。
ここからは全く関係ないんですが、アニメのとある回で「良いもん」って言う灰原が死ぬほど可愛いんですけど知ってる人いますかね。知らないか。まぁいいや。
来年はキッドが登場するようですね。
劇場版でたまに見かけるコナン＆キッドコンビ好きなので2人で組んで動いてくれると嬉しいですが、単純にキッドが盛大に事件を起こすストーリーも見てみたいです。
とりあえず1年間楽しみ。
