勢いに呑まれて観てみた、ほぼ初のコナン。
こちら側が映画に寄り添わなくても楽しめる作りで、蘭の髪型以外何の凹凸もなくて丸くて絶対みんなが楽しめる映画だった。
ゴールデンウィークのお祭りとして毎年盛り上がるのも納得。
蘭の髪型以外尖った物がなく、好きになれるような個性は特に感じなかったけど、そんな作品なのに日本中を大熱狂させるのはやっぱり凄い。
OPは超カッコ良かった。お祭りやー！！って思わされる。
何も触れずにみんな楽しませるみたいな雰囲気が後半自分の中でダレて飽きてきたけど、最後の人工呼吸のあの下りが、あの振り切り具合が、凄くちょうど良くてそんなことやっていいの！？って、ケツと頭でちゃんと面白いと思わされました。
もしかしたら、興収100億行くか行かないかを彷徨ってた最後の一押しもそれだったのかもしれない。知らんけど。
哀ちゃん誘拐するシークエンスとかも凄い良かったなー。
そもそも原作もあって本筋のストーリーも別である作品を、他と同じように“映画”として観るのがそもそも違った。
“お祭り”としても観れるし、本編も見て何をやってるか全部把握して観ても多分面白いのが強い。
でもこんな登場人物が居て、誰が何の秘密をどこまで知ってるかみたいな複雑そうな設定を日本の多くの視聴者達はいつの間にそんな知識得たんだろう。
いやーよく出来てましたなあ。
