このレビューはネタバレを含みます
現在のテレビアニメを観てないとついていけない設定で、その点を抜きにレビュー。
園子が、灰原の優しさを陰で見ていたからからこその、報うような優しさを振り撒いていて、ただただ良い人すぎる。
恋愛対象が、コナンの時は灰原、新一の時は蘭、みたいな感じにも見えて困った。
原作の青山さんは、灰原が怒鳴る予定だったシーンを「待たせるのが好きだものね。」と優しく言うように改変したらしく、随所で灰原が新一に恋心を抱いているような描写があった。
アニメ『推しの子』が小学生にも人気な理由に、子供っぽくなくシリアスで複雑だが、大人ほど難解なものは観たくなくて背伸びするのに丁度良い、というものをネットで知った。その感覚が本作にもある。
初期のテレアニや劇場版のように、ちゃんとシリアスでずっしり来るような、色ボケしてないのはもうニーズ無いのかな？
