はなちゃん

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)のはなちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

間違いなくこれまでの作品で最も完成度が高い
コナン映画は、予備知識が必要な上で2時間の尺に間に合わせるのが至難の業に思えるけどオタクでも初心者でも楽しめる(ハロ嫁や100万ドルは置いて行かれた人が多そう)

近年は主役枠がコナンから安室や高木佐藤に逸れがちだったけど、今作は江戸川コナンのかっこよさ賢さを全面に押し出している
その上で灰原哀という運命共同体をヒロインと描くことで、本来の目的である「黒の組織の正体を掴む」が可視化され、受け手に共通認識が生まれて観やすかった

とりわけ、各キャラクターが愛情深く描かれている点に私は涙が止まらなかった
特に、灰原哀はキャラクターはもちろん製作陣から愛されているような気がして嬉しかった
潜水艦から助かった時に蘭ちゃんと明美さんを重ね合わせてて、哀ちゃんにとってお姉ちゃんのような存在になれたんだね

キールが良すぎた
直美が殺されるシーンでピックアップされていたのがキールとジョディ先生で、組織に父親を殺された共通点を持つ2人が印象深かった

黒の組織の人間が新一に気づくと死ぬジンクス草
ジンニキとウォッカは個人的にネタでしかないので特にヒヤヒヤはしなかったな
ヘリから降りてくるシーンは抱腹絶倒

ライとバーボンは言及するまでもない
もはや妊孕性あるし

ナイトメア以来の黒の組織登場回、とっても大満足の作品
灰原哀ちゃん大好きなので一番好きです
はなちゃん

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