タラコフスキー

怪物のタラコフスキーのレビュー・感想・評価

怪物(2023年製作の映画)
3.6
輪廻転生のロマンの否定、「生まれ変わらなくていい」というメッセージは、ニーチェを踏まえつつもそれを乗り越え、私たちの心に迫ってくる。
終盤の校長のセリフは、幸福や愛が、決して特権階級のものではなく、万人に接近可能なものであることを改めて高らかに宣言しており、極めて啓蒙的であると思った。
タラコフスキー

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