すう

怪物のすうのネタバレレビュー・内容・結末

怪物(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

その人の視点が正解とは限らない。

誰かから見た自分は
怪物のような存在なのかもしれない。

怪物たくさんいるやんけ。

■怪物にみえるもの?
 ・母→先生、校長先生

 ・先生→保護者

 ・堀先生→校長先生

 ・堀先生の彼女→堀先生


 ・湊→好きになってはいけない人を
    好きになってしまって
    普通じゃないと思い込んで 
    しまっている自分?

 ・依里→父、豚の脳を持った自分

 ・依里の父→依里

 『怪物だーれだ』


各者の視点で物語を表現することによって
事実と誤った捉え方をしてしまうことがわかる。

家族、学校、友達
それぞれの都合や先入観で
こじれてわからなくなってしまう。

育つ環境次第で何もかも影響される。
普通なことでも普通でなくなってしまう。

特に小学生なんて、周りと合うことが
『普通』になってしまうから
そうじゃない自分がおかしい子だと思ってしまう。


最後は綺麗なようで悲しいやつ?
生まれ変わったのかなって発想もあって
そういうことなのー!?ってなった。
助かったのかと思っちゃったよ。

作文になんて書かれてるか気になる。
とにかく子役がいい。

変なフィルターをかけずに生きたいね。
母が校長先生に言ってた、
1人の人間としてみてくださいって言葉。

事件とか解決するのって
本当に大変なんだろうなあ。
言われた言葉が事実かもわからないんだもんな。
すう

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