このレビューはネタバレを含みます
その人の視点が正解とは限らない。
誰かから見た自分は
怪物のような存在なのかもしれない。
怪物たくさんいるやんけ。
■怪物にみえるもの?
・母→先生、校長先生
・先生→保護者
・堀先生→校長先生
・堀先生の彼女→堀先生
・湊→好きになってはいけない人を
好きになってしまって
普通じゃないと思い込んで
しまっている自分?
・依里→父、豚の脳を持った自分
・依里の父→依里
『怪物だーれだ』
各者の視点で物語を表現することによって
事実と誤った捉え方をしてしまうことがわかる。
家族、学校、友達
それぞれの都合や先入観で
こじれてわからなくなってしまう。
育つ環境次第で何もかも影響される。
普通なことでも普通でなくなってしまう。
特に小学生なんて、周りと合うことが
『普通』になってしまうから
そうじゃない自分がおかしい子だと思ってしまう。
最後は綺麗なようで悲しいやつ?
生まれ変わったのかなって発想もあって
そういうことなのー!?ってなった。
助かったのかと思っちゃったよ。
作文になんて書かれてるか気になる。
とにかく子役がいい。
変なフィルターをかけずに生きたいね。
母が校長先生に言ってた、
1人の人間としてみてくださいって言葉。
事件とか解決するのって
本当に大変なんだろうなあ。
言われた言葉が事実かもわからないんだもんな。