率直にいって自分にとって大傑作...
映画史のなかで大傑作はいくつかあるだろうけど、それをこのジャストタイム、リアルタイムで現代日本のしかも田舎（地方郊外）出身者として観れた幸せよ...
パンフレットによると、坂元裕二さんが最初につけたタイトルは『なぜ』だったらしい。曰く、
「答えについて描くのではなく、問いについて描きたいと思っていた」
「わかるよねってものを作るより、わからないよねってものを作るほうが大事じゃないですか。」
なんかもう読みながら「あぁ...」とか「うぅ...」とか呻いてしまった🥲
ふだん人を傷つけたくなくても理解や洞察が足りなくて「あぁ無配慮なことを言ってしまったな」と反省することがたまにあるけど、
自分の加害性を100から0にはできないかもしれないけど、努力次第で78とか50にはできるかもしれない、と心にとめておきたい...
すごく個人的なことだけど、普段ぜんぜん平気で1人で映画みにいく自分も、たまたまこの作品は初回・２回目ともに友人とみていて
「気のおけない大事な人と観れるの幸せだな」と思った（エモい）
疑惑のラストは、自分に都合よくシュレディンガーの猫的に解釈しました
第三幕は特にほんっっとうに美しくて哀しくてエモ大爆発で、これからDVDとか配信リリースされたら何度も見直したい...
