監督 是枝裕和
脚本 坂本裕二
子役2人を輝かせたのは、是枝監督のサスガと言わざる負えない手腕だし、坂本裕二の脚本は言葉選びのセンスの良さと構成の緻密さが、やっぱりハンパない。
是枝監督は初めて自分では無い脚本家を使って監督したのだけど、坂本裕二に委ねたのは大正解だな。
怪物だーれだ?と聞こえる度に、観客にだれが怪物だと思う?と問われている気持ちになるんだ。
良いか悪いかでは無い。未知のものや理解し難いものに対し、批判して攻撃的にさえなってしまう世間。魔女狩りにも似たこの見えない同調圧力が、1番怖いよな。