このレビューはネタバレを含みます
一言で感想言えない映画。
観終わってから色々な感情が込み上げてくる。1人1人の立場にたって、それも監督の言いたいところかな?
想像力働かせなさい、知った気になってませんか?思い込みはないですか?相手の気持ちにどこまで踏み込めますか?
大人の世界では最近普通になってきたが、思春期の男の子にとってはそんな単純なものでもないんだろう。
いつも映画っていいなと思うのは誰が犯人で、実はこの人が、とか俯瞰して見れるので納得できてしまう、そしていいだの悪いだのと感想が言え、分かった気になってしまう。
現実は想像を越える。
田中裕子さんの不気味な雰囲気
にも理由があった。
安藤サクラさんにも秘密があった。
瑛太にも辛い出来事があった。
それぞれがそれをぶつける訳ではなかったので、より心に響く。
脚本賞に納得の作品でした。
役者さん達もとてもよかった。