このレビューはネタバレを含みます
むちゃくちゃ泣けた
いじめ、学校の隠蔽体質、偏向報道と作中次々と問題提起されるんだけど
やっぱ…小学生の2人が抱える問題が1番刺さったな
普通に結婚して…とか男らしく…とか
気づかない内にその人の在り方を縛りつけたり傷つける言葉があって
私は大人だから聞き流せるけど
学校とか家庭とかほんの小さなコミュニティしかしらない子どもはさ〜自分がおかしいのかな?とか思っちゃうよな
そんなわけないのに…
性別とか人種とか周りの人の目とかに一切縛られず、自由に生きられる世界じゃないことを痛感させられて
この2人が自分たちの気持ちを認められても今の日本じゃ制度的にも理解度的にも生きていくのにハードルが多すぎて
辛いーーー
でもほんと見てよかった
最後眩しい光の中で終わったので
現実もそうであってほしいし、私もそのためにできることがしたい…
登場人物の視点が変わって物語の印象がガラッと変わるのが本当におもしろかったんだけど
それだけじゃ終わらなくて…本当にすごい映画だった