今回はレビューを読まないようにしていましたが…
読みたいのに読めないことがストレスになったので、早々に映画館で見てきました!
今回はなんと言っても、坂元裕二脚本ということで、期待値が爆上がり。
そして、期待どおりの坂元裕二脚本でした。
最初は、是枝監督映画というよりは坂元裕二脚本のドラマを見ているような感覚でしたが、
最後まで見ると、是枝監督らしく見た人によってどう感じるかをゆだねる映画になっていて。
二人の実力が調和して素晴らしい映画になったと思います。
子どもには子どもの世界があって、大人は大人の世界観で見てしまうため、大切なことを見逃してしまうことがある。
私も仕事柄、大切なお子さんを預かる立場にあるので、少し身につまされました。。
子どもを心配する母からの入り方がうますぎだし、その後の見せ方も絶品。。
どの側面も、説得力があり、共感出来てしまうことがまた怖い。
俳優は、永山瑛太、田中裕子、高畑充希等、過去に『それでも、生きていく』や『問題のあるレストラン』等で出演していた顔ぶれ。
だから余計に坂元裕二脚本ドラマを見ているような感覚でしたが、演技派俳優が揃って見ごたえあり。
編集の素晴らしさと子どもを撮るのがうまい是枝監督の力もあって、片時も目が離せませんでした。
メイン二人の子どもたち、とっても良かった!!
複雑で純粋な子どもの行動に、今もまだ色々思い巡らせてしまいます。
そして坂本龍一の音楽も相まって、押し寄せるような余韻。。
さすがでした。
