あべまりこ

怪物のあべまりこのレビュー・感想・評価

怪物(2023年製作の映画)
4.3
真実は人の数だけあるんですよ、でも事実は1つです。っていう久能整くんの言葉が幾度となく思い浮かんだ。

誰の側からみるか、
誰を守りたいか、
それによって事実はストーリー性を持って一人歩きするんだなと。

細かい言葉のアヤとか、
ニュアンスとか。

みんながもっと冷静になれば、
誰も怪物にならなくて済んだのに。

電車の中のキラキラ宇宙空間が最高すぎて、あんな子供時代を体験してみたかった。

安藤サクラの校長室での苛立ちが迫真すぎてやっぱり安藤サクラさま!!!となりました。

坂本龍一の音楽が沁みます。