映画には全然関係ない話なのですが、昨日私はスクリーンに予告編開始直後に到着。
自分の座席からひとつ空けて元気の良さそうな高校生？（もしかしたら大学生？）の3人グループ（男2女1）が並んで座っていました。その時点で少しイヤな予感がしましたが、見事に的中。
そう、そのグループは予告編の間、ずーっとぺちゃくちゃおしゃべりしたり、アクション付きでふざけたり、ポップコーンをガサガサ食べたりやりたい放題で、こちらは予告編が全く頭に入って来ません。
いい加減に静かにしろ！と何度も言いそうになりましたが、じゃれ方がガキンチョのそれだったので本編が始まっても収まらないだろうと半ば諦めていました。
トイレに行くふりをして空いていた前の方にササっと席を変えようかと迷いつつ、少しイライラしながら本編開始……すると……それまでの騒がしさがウソのように、彼らが出す音がピタッと止んだではありませんか。
チラッと横目で見ると食い入るように観ていた様子でした。映画の内容的にいろいろ刺さるところがあったのかどうかなどは全く分かりませんが、ただ彼らを黙らせた是枝映画ってすげぇ、とひとりで感心していました。
……ただしこれはあくまでも私の視点です。
もしかしたら静かな映画に眠くなり寝ていただけかも知れません。
真実は分かりません。映画『怪物』のように。
