複数目線から1つの物語を描く手法って既に世の中に溢れてるから全然珍しくない中で
どう作り上げてインパクトを与えてくれるのかに期待してたけどめっちゃありきたり。
社会問題に対しての問題提起って是枝監督な得意分野って感じするけど今回に関しては無理矢理色々詰め込み過ぎて
全体がボヤけて訴えたいことが伝わってこない。
料理大して上手くない人が調味料ふんだんに使って料理した結果、味にまとまりないのに作った本人は大作作った気になってる感じに似てて
色々盛り込めば何かしらは観ている人に刺さるでしょ？って意図なのかなーと思ってしまう。
ネタバレしないように書くのが難しいけどもっとどれかに絞ってその人に焦点当てた方が個人的には良かったのになーって思うし
終わり方もあんまし好みじゃなかった
キャスティングと音の使い方は最高に良かっただけに残念。
