結構前に観たけれど記録として。
怪物っていうタイトルからしてきっと、自分も誰かの怪物になってしまっていないか、その可能性を改めて考え直す映画なんだろうなと思って観ました。
でもこの映画を観て思ったのは、自分にとって傷つく言葉だったとしても
その人がそれを本当に悪意で言ったかどうかに気づかないといけないなと同時に思っていて。
結局世界を創っているのは自分だから、言葉をどう受け取るかによって敵だらけに感じたり味方だらけに感じたり世界が変わってしまうのかなって。
ラスト、私はハッピーエンドだと解釈しました。
ほり先生がみなととよりの秘密に気づいた時、「麦野は間違ってない」って言ったように、2人が少しでも主張したことで世界が変わったのかなって。
人間はみんな何かしらのマイノリティで、でも世の中はマジョリティに合わせて会話や物事が進んでしまうのはしょうがないことで
でもその時に自分はこうなんですって勇気を出してありのままの自分を主張すれば、
案外みんな受け止めてくれるものなんじゃないかな。と。それは自分が30代だから思えるのか。
そしてこれはレビューというより眠れない夜に書いた感想文…。
