このレビューはネタバレを含みます
めっちゃくちゃよかった。
自分自身も思い込みや偏見を持って事実を捉えてしまっていたな、、とハッとさせられる感覚を持つ。ラストシーンの美しさよ…
校長先生の言葉もすごく好きなのだけど、個人的に瑛太を演じる先生が原稿用紙を添削する中である事実に気づき、雨の中お前は間違ってないよ、って言いに行くところが好きだった。
人によって見える世界が違うなかで、相手が見ている世界にそもそも気づく、その上で自分の過ちや間違いを素直に認められると人って少ない気がしていて、咄嗟に出た先生の行動に子どもといえど1人の人間として扱っているように見えて、それがなんか誠実に感じたんだよな。