久々に見る是枝監督作品だったから、誰も知らないとか万引き家族みたいな、リアリティマシマシ泥臭映画を期待してたんだけど、流石にそうではなかったし、そんな期待は無駄だったなと思った。
ストーリーガッチガチの是枝作品。これはこれでおもしろい。
みんな怪物だけど怪物ではない。
やっぱりセリフがよかったなぁ。
特に校長先生の「誰でも手に入る幸せなんて幸せじゃない」的なセリフが良かったです。刺さりました。
そのセリフによって、2人の幸せの特別さが際立って、ラストの美しさに繋がる。
と思ったけどめちゃセリフ勘違いしてました。
逆のこと言ってたのね。まぁえっか。
音楽も良かったです。
ピアノの一つ一つの音から、2人の関係の儚さを感じつつも、希望があるような明るいメロディだと思いました。
