ラストは見る人に結論を委ねる形の終わり方だった。
猫が死ぬ。
是枝監督と坂本裕二さん脚本で、見なきゃ！と思ってラストに流れる音楽に心掴まれていたら坂本龍一さんが音楽されてた。とてもよい。。
怪物だーれだ？
見てる最中ずっとその言葉が頭に浮かんで、怪物探しをしてしまった。。
母子家庭の子供。なんか最近様子が変。自殺未遂？！までしはじめて、よーく話を聞いたらいじめてるのは先生...？？
みたいなところから話が始まる。
前半は暗い。
後半は...キラキラして美しい。。
子役の2人もそうだし、クラスメイトもみんな、演技うまかった〜！！
すごく大事な事件の原因や結果が提示されないので、ラスト以外に目を向けるとモヤモヤしそう。
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以下ネタバレ含む思ったこと
疑問1
放火したのは誰？
ライター落としてたから、依里なのかな。
火をつけたの君？って聞かれて、お酒は体に悪いからねえ、って答えてたからきっとそうなんだろうな。
疑問2
校長の孫を轢いたのは誰？
私も(嘘ついてる)と言ってたから、本当は旦那じゃない。
それじゃあ、校長？...それとも...校長の子供？(轢かれた孫の親?)
なんとなく、、、そんな気がする。
疑問3
ラストは死んでる？生きてる？
間違いなく、二人のラストシーンは現実ではないのは確かで。(線路の柵がなくなってる、親が探しに来た時は豪雨だったのに、彼らが外に出た時にすごく晴れてる=豪雨の時に親に見つけられていない)
疑問4
校長が子供こかしてた理由何ー？？
親がちゃんとしてない子供には天罰あたえてるの？？
・サクラ母窓から叫ぶシーンで、あっ…(ちょっと常識ないタイプの？親？)と思うなど
・サクラ母様子見しすぎじゃない？？流石に水筒に泥入ってたら、学校にちょっと聞くとかするかも
・学校対応見てると、瑛太先生とそのほか対応してる学校関係者、怪物やな、と思う
・5年生で鏡文字を書くほど、放置されてる子？やばい子？
・でもだからといって、校長先生に対するあなたの悲しい気持ちと私の気持ちは同じですよ！みたいなのは違うと思う！人死んでないやん。ここでサクラ母怪物に見えた
・トンネル内で、すごく楽しそうな怪物だーれだ🎵の声から、母親に会ってびっくりする顔にびっくり。
なぜ、なぜ、なぜ、そんな声を出してたの？
・消防車のシーンで時系列がスッとわかって揃うの気持ちいい。この演出好き。
・瑛太先生の笑顔たしかに気持ち悪い
・男の大丈夫と女のまた今度は信じてはいけない(伏線)
・飴の伏線回収もある！
・瑛太先生めっちゃいい先生やん。
・確かに手と鼻の接触だぁー！！
・でも、男は〜男らしくーとか、重たい
・校長の写真たてを置いた場所、まさかの仕込み！！
・思い込み激しいし、すごく偏った目でシングルマザーを見てる...
・星川父、外に酒の缶のゴミ多すぎない？あと、豚の脳ってこのカス父が言い出したんだね。
・同僚の女先生、噂に詳しくてなんかちょっとなんかね
・「猫殺したのは麦野」とはあのクラスメイト言ってないよ。猫が弱ってた、って言っただけだよ。。こうやって真実が変わっていくんだなあ
・作文で、星川くんと麦野くん仲良いことがわかる！！ふぉー！
・また消防車！時系列リセットきたー！
・星川くん？ライター落とした？お前まさか放火したんか？？
・おっとり星川くん。かわゆい。イジメダメぜったい。。
・麦野くんの隣の女の子はBL漫画読んでる
・キラキラした二人の世界。楽しそう。
・星川くんは博学だね。いろんなことをたくさん知ってる。字は書けないけど...
・大暴れシーン、星川くんのために...！
・ぜったい隣の席の女の子、お前が助けてやれよって思って麦野くんに雑巾ぶつけたよね。だよね？
・星川くん引っ越したらやだー！
・恋...？
・星川くんの病気が治った宣言、怖かった。女の子が好きになったから！(つまり、今まで男を好きだったから病気→お前は豚の脳、と親に言われてた...)
・つまり男を好きってことは俺も豚の脳？って麦野くんも大混乱するよね
・あの、楽しそうな怪物だーれだ♪は、星川くん待ってたからなのね。そして、やっと来てくれたのに親...いらんとこできやがって
・さらに、結婚して家族を作る話？いやいや星川くんから電話！もしかしてまだ待ってる？ってなって飛び出したんだね。理解...
・校長とのトランペットシーンで、麦野くんのハートは癒えたのかな。ちょっと、自分の秘密を話せて、スッキリしたかな。ホリ先生のことは嘘、って言えてよかったよ。校長も嘘ついてるらしいが...
・雨のシーン。校長もいなくなった子を探して川を見つめてた？飛び込もうとしてるの？
・星川くそ父は泥酔して雨の中こけてるの？それとも子供を探してるの？
・瑛太先生、ごめんね！しにきてちゃんとサクラ母と仲良く？なってるのすごい
・先生が間違ってた、そのままでいいんだよ、って言葉ちゃんと麦野くんに届いて欲しかった
・ラストの二人は電車から暗い道へ。明るいところを目指す。これってまるで産道だよね。細い暗いところから、明るいところへ生まれ直す。
二人は生まれ変わった？そんなんじゃないって星川くんが言ってるから、どうなのかな。
坂元さんは、2人の心象シーンだ、2人は生きてる、とインタビュー？シナリオブック？で話してたらしい。
だったら、線路の柵がなくなってるのは、障害がなくなっていて、雨がやんでて、すごく晴れて叫びたいほど走り出したいほどのハッピーなんだと思う。
怪物は。。愛ゆえに怪物になっちゃうんだね。悪意もなく。
サクラ母は我が子への愛で。(でも結婚して家庭をー、とかパパみたいにー、とか押し付けがましい。)
星川父も我が子への愛で。(でも、女が好きじゃなきゃ病気だと思ってて、不動産業界のクソ男社会の人で、虐待なのに愛の鞭だと思ってるタイプのやつで)
学校の教師は、生徒への愛…(学校を回さなきゃいけない、止めてはならない...)
湊は、テレビに出てるオネエを見てつらくて。ドッキリを見てつらくて。
悪意があったのは、イジメ(過度なイジリ)をしていた生徒たち。最後まで何も罪に問われたりしない。誰にも見つからない。バレない。。1番の怪物は、あのクラスにいたのに真実を話さないクラスメイト達なのかもしれない。
