さすがの是枝監督。
空いた口が塞がらんわ。
湊、その母、担任教師、湊のクラスメイト依里の視点で別々に進んでいくストーリー展開。着地点エグい。
すこしのズレがここまでも動くのか....
視点を変えれば見えてくる世界が見える角度がどんどん変わり心を動かされる作品。
どうもうまく言葉に出来ないけれど
保護者側、学校側という違和感
守りたい子、守りたい学校
駒のように使われる先生の行動と違和感
さいしょの方は割と
“どういうお笑いやねん”という母(安藤さくら)と担任(永山瑛太)校長(田中裕子)
そこに角田さんがいるもんだから
やりとりがどうもコメディにしか見えなかった。
けどそこが違和感のはじまりだと思うと
子供のちょっとした言葉って
その場にいてない親や先生からすると恐怖や怒り疑心感の対象となる
ただ友達、大切に思える好きな子を守りたかった想いがここまで大人たちを変えていくのがスゴイ。
