ネタバレを知らずに何となく自分の予想で見ていた。
この勝手な予想と思い込みが、大きな怪物を作るのだと鑑賞後感じました。
誰も怪物にはならないけど、怪物を作る事は出来る。
ワイドショーやSNSで当事者以外の人が語る予想的感想。
悪者を決めないと終わらない噂話。
前半は、視聴者に悪者探しをさせる(私もまんまとアンテナ張って見てしまいました)
後半からネタばらし的な展開。
母親目線?
先生目線?
子供目線?
見方によって普通の人が身勝手な人間に思える。
自分の偏見を改めて知る映画。
皆、一生懸命生きてた。
皆、自分を守っていた。
改めて、偏見こそ心に小さな怪物を産む事を覚えていなくては…
そして、怪物の攻撃を受けた弱者がいる事も。
そんな中で、翻弄する母親を安藤さくらさんが見事に演じていました。