私の中の私が殺されるたびに何度も絶望してきたのに、こういう作品を見るたびに何かに期待してしまう。絶望しきれてない、バカなのかな
前情報一切なしでの鑑賞だったが、視点を変えれば違って見えるなんて節々から読み取れた
「親とか気遣うよね」「敵に襲われると、体中の力を全部抜いて諦めます。痛みを感じないように」「幸せになれないとバレてしまう」云々の台詞が幼い頃の自分と重なりすぎて思いを馳せるなど
湊に感情移入しすぎてわかるよ、わかる…となってしまったけれど、この“わかる”こそ怪物になる可能性があるんだよなぁ
Blu-ray、DVD豪華版特典の「かいぶつだーれだ」カードが本当に子どもがハサミで切ったような素晴らしいクオリティなので好きな人にはオススメです…
輪廻転生なんてしなくてもふたりが一緒にいられる未来がありますように
映画を見た後、簡易の絵馬に「今度死んだらもうにどとうまれてきませんように」と書かれているのを偶然見かけた。
あなたにとっての怪物はなんなのか、今もどこかで耐えているのか、生き延ばしてよかったと思えることはあったのか、時々考えてしまう