このレビューはネタバレを含みます
誰かにとっての怪物を探る話かと思ったらまったく違っていた。前半ずっとしんどい。
ラストシーンが美しくて、見解は割れるでしょうがその意味だとか、それぞれの今後を考えて泣けてしまった。
正直全肯定はできない。飴だけはちょっと無理ないか?と思わなくもない。ただ立場の違いによる見え方の怖さを感じた。
鑑賞から一年ほど経ち、不誠実に見える態度はさておき一番共感できる対象は、実は瑛太演じる保利先生だったかもしれないと考えている。見る人の立場にも因るのでしょう。
ラストについて自分の周りの感想がとにかく気になって、見た人にはどう解釈したか聞きまくった。
私は湊たちの死に際の夢に感じたし、知人は生きていると思ったそう。友達は亡くなったと思って泣いたと。人それぞれだ。