aria

怪物のariaのネタバレレビュー・内容・結末

怪物(2023年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールまで終わったところで、ラストシーンを思い出して、ひとすじホロリ。


1回みただけでは結びついてないところがまだまだあるので、もう一度みます。

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一晩あけてもう一度。
1回目の「怪物だーれだ」よりもフラットな気持ちでみれた。母の回、先生の回、子どもたちの回、誰も表情は変わってなかった。

放火犯、孫をひいてしまったのはどっち?、、と怪物探ししてた自分に気がついた時にはショックだった。


改めての感想は、
最後10分 美しすぎて涙がでた。


ヨリくんが知ってた植物の花言葉も調べてみたら。。ヨリくんは秘密基地に初めて案内するこの時点で気持ちに気付いてて..。

「怪物」のというテーマもあるけど、真っ直ぐな真っ直ぐな「純愛」映画なことが更に深く分かってほろり..

※ちなみに
サクラソウ:少年時代の希望、初恋。自然の美しさを失わない
ホタルカズラ:包み込む愛
ヤマブキ:気品。相手を尊敬し魅力的だと思う気持ちを表現するのに適した花
オダマキ:決意、愚か、必ず手に入れる
オドリコソウ:陽気
クサノオウ:密やかな愛


何も変わらないそのままの自分たち。
「そっか。良かった。」
に胸がきゅううって締め付けられた。



観深めれば深めるほど気付く映画。


別格の映画でした!!!
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