このレビューはネタバレを含みます
過去の是枝裕和監督作品のなかで一番乗れなかった。
脚本が難しすぎる。
母親と先生、ラストのがけ崩れの電車にふたりの少年がいると、なぜ気づいた?
裸足で屋根にのぼって飛び降りようとした堀先生のエ…
序盤は、教師の生徒に対する体罰の話で、フラストレーションの溜まる展開でしたが、観ていくうちに次々と真実が明らかになっていく。
よくある、一部の切り取りだけで解釈してしまう事の怖さ…。
ラストはいろん…
凄まじい映画だった。
このタイトル、誰が「怪物」なのか、を指しているのかな?登場人物の誰かが怪物なんじゃなくて、登場人物たちの周りにいる、ありとあらゆる怪物を指しているんじゃないのかな。
それは人…
自分ではフラットな思考であると思い込んでるけど、誰しもが少なからず偏見があって、それが邪魔して自分が見たいようにしか見えなくなる。そもそも偏見ゼロって、人間は「普通」「当たり前」に沿って育て上げられ…
>>続きを読む母、教師、子供達の視点から描いた40分程の物語をギュッと纏めて「見え方の違い」を問う映画。
人は神様で無いので、客観的な善悪を正確に判断しかねる。
例え事実を把握しても、価値観によってどうも出来…
©2023「怪物」製作委員会