このレビューはネタバレを含みます
もうどこから説明すればいいか分からないくらい思うところがありすぎて…
そもそも、始まりから「対岸の火事」って、そのまんますぎるアプローチに嫌な予感を覚えた。最初の5分で、ああ多分この映画は誰しも当…
ある町に暮らすシングルマザー、教師、子供たち。だがそれぞれの意見の違いで事件が起きる。誰しもがごく普通の人間たちだが、誰でも誰かの怪物になり得る。立場や境遇、考えによって人は変わってしまうのを感じさ…
>>続きを読むWOWOWで観賞。
前半はちょっとヒステリックなまでに子どものイジメに敏感な母が学校に掛け合いに行く所から怪物っぽい。
学校の担任も校長もおかしな先生で怪物っぽい。
…そうして見ていると子ども達も…
序盤は、教師の生徒に対する体罰の話で、フラストレーションの溜まる展開でしたが、観ていくうちに次々と真実が明らかになっていく。
よくある、一部の切り取りだけで解釈してしまう事の怖さ…。
ラストはいろん…
凄まじい映画だった。
このタイトル、誰が「怪物」なのか、を指しているのかな?登場人物の誰かが怪物なんじゃなくて、登場人物たちの周りにいる、ありとあらゆる怪物を指しているんじゃないのかな。
それは人…
自分ではフラットな思考であると思い込んでるけど、誰しもが少なからず偏見があって、それが邪魔して自分が見たいようにしか見えなくなる。そもそも偏見ゼロって、人間は「普通」「当たり前」に沿って育て上げられ…
>>続きを読む©2023「怪物」製作委員会