クリーム

PATHAAN/パターンのクリームのレビュー・感想・評価

PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)
4.0
めちゃくちゃ面白かった。何本かインドの作品を観て来て、主演がイケメンだと感じたのは初めて。CG乱用のスーパーエンタメアクションで、迫力、臨場感、スリル半端なかったです。苦手な歌って踊るはあるけど、これでもかと畳み掛ける映像の数々に苦手を忘れる程でした。映画館で観たかった。これは楽しい!
インド版ミッション·インポッシブル。

パキスタンの将軍カーディルは、Xというテロ組織を率いるジムと共にテロ計画を企てます。ジムはインドの諜報機関RAW所属の元エージェント。ある事件で国に裏切られ、妊娠中の妻を殺され母国インドへの復讐の機会を狙っていた。
RAWに所属するパターンは、負傷や心身に傷を負い一線を退いた元エージェント達を集め、JOCRというRAWの内部組織を立ち上げ、任務を遂行します。



ネタバレ↓



ジムの捜査を進めると、医師ルビナが情報を持っていると判明。パターンはルビナと接触します。また、ジムは各国の諜報員を集めており、パターンも勧誘しますが、断ると殺そうとします。それをルビナが助け、自分は潜入スパイであると明かします。2人は、ロシアの組織が隠している兵器を盗みに行くのてすが、ルビナの裏切りでパターンはロシアに捕らえられてしまいました。
ナンディニ(パターンの上司)はパターンの面会に行き、彼の勝手な行動だと言って立ち去ります。しかし、この時彼女はタイガーと言う男をパターンの救出に向かわせると暗号を送ったのでした。護送中の列車から救出に成功。パターンはナンディニ達と作戦を立てます。 ジムは学者を使って生物兵器を完成させますが、そこにパターンたちが急襲。ルビナも生物兵器(オーブ)の使用を止めようとし、ジムの持っていた2つのオーブのうち1つを奪います。これを政府は解析する事に…。ラボ内にオーブが感染し、ナンディニを含むラボ内の人達ごと爆破せざるを得ませんでした。
ジムは残ったオーブで復讐を試みます。パターンは隠れ家に乗り込み、ジムと戦い、飛行機に仕掛けた生物兵器を止めるための発信機を奪い、オーブの無効化に成功。パターンはジムを崖から落とし、最後には平穏が訪れます。

セスナにぶら下がり、アクロバティック走行をしたり、渓谷を猛スピードで走る列車の屋根で戦ったりと、もう見所だらけ。氷上のシーンもカッコ良いし、空を飛ぶ翼まで出て来ます。まるでファルコン(MCU)。CGを駆使して、勿論アクションもいっぱい。あり得ないけど、楽しいからOK!パワフルなインド映画に圧倒され、長尺も歌って踊るも気にならない。めちゃくちゃ楽しかったです。

※何度も良い感じになる主人公とヒロインのキスシーンが、全て寸止め!新鮮で良かった。インド映画あるあるなのかな?解んないけど…。

「WARウォー!!」と「タイガー」が関連作品の様です。観てなくても楽しめたけど、観てた方が楽しいらしい。
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