パピワン

スクルージ:クリスマス・キャロルのパピワンのレビュー・感想・評価

3.9
「期日までに金を返すことだっ…!それ以外に誠意などないっ….!!」
「本来ならできるはずなのだ…!本当にすまないという気持ちでいっぱいなら…!
たとえ、それが肉焦がし…骨焼く…鉄板の上でもっ…..!!」
          by 兵藤和尊

守銭奴で世界的に有名な「スクルージおじさん」のネトフリクリスマス映画!
ミュージカルを絡めつつ、話が進むから、ミュージカル好きな我ら夫婦にはちょうど良い映画!
ドナルドダックのスクルージおじさんはもうちょい愛嬌あったような気もするぜぇ!

101分映画で良い感じの見やすさ!
己の「過去」、「現在」、「未来」と対峙、トリロジーなベストスリー!
スクルージの旅するデスマーチ!
かましてやろうぜ、強烈なボーナスステージ!

あらすじ!!
守銭奴の金貸しスクルージおじさん!
おじさんはクリスマスイブだろうと、クリスマスだろうと関係なく冷徹、冷酷に仕事をする。
慈悲も無く、大量の金を徴収するも、スクルージの心は満たされず、周囲の人間の幸せを羨み、反対になぜ自分だけ幸せでないのかと虚無感を感じる人物。

そんなスクルージの前に、Dr.マンハッタンばりな演出とともに、かつての相棒兼上司の精霊?が現れる。
上司精霊は鎖にがんじがらめになっており、これは利己的で他者を犠牲にしたものが繋がれる鎖だと。
そして、このままだとスクルージも鎖に繋がれる運命にあると言う。

スクルージにやり直す機会を与えるために、3人の特別な客が訪れるという。
その3人の客は「過去」、「現在」、「未来」。

果たして、スクルージは自身の行動を省み、自身と未来を変えることができるのか!?

てなーーお話し!
スクルージおじさんの話!
これはなるほど、クリスマスのど定番物語になるはずだ!
過去にも他のスクルージおじさんの話を見たことあるけど、すっかり忘れてたな笑

ちょいちょいウルッとさせる感じで安定して楽しめた!
ミュージカル部分は、普通くらいだったけど大筋のストーリーが良き良きだから最後まで楽しめた!

年末繁忙期で土曜のクリスマスイブ24日も仕事と言われたこの俺はぁ!!
仕事という鎖に繋がれておるわー!!
きっと上司どもは鎖にがんじがらめになって苦しむに違いない。
その苦しむ顔こそ俺にとっての最高のクリスマスプレゼントよぉ!!

以上、ダークサイドでそりゃないよ!なパピワンですたー!!
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