オーストリア製の激シブサスペンス劇場。
景色は素晴らしいものがあります。
しかし村人はみんなしかめっ面で18世紀から何も変わらないような質素な暮らしをしており、非常に陰気臭いという特徴があります。
殺人についても凍った湖上で発見された遺体が「カーリングストーンで撲殺された」という点については何か面白味がありそうな予感を抱かせるものの、実際のところ別に大したトリックも見立てもなかったです。
ノンフィクションだと言われたら信じてしまいそうなほど地に足の着いた地味な事件を描いているのかなと感じました。