男はほとんど宇野祥平しか出てこない稀有な映画。
このようなアイドル映画の重要なシーンで
長回しをする心意気は凄いし、
終盤ではそれにしっかり応える
主人公の女の子も凄いのだけれども、
色々と面白くなるのがあまりに遅すぎる。
対岸での告白を双眼鏡で見るとか
自転車のシーンにカラオケがインサートされるとか
もっと序盤や中盤で見たかった。
特に前半はぬるすぎてどうにもしんどかった。
ただ釣りの竿を投げて魚がそれに食いつくって
「呼応」に近いのではないかと思い、
コミュニュケーションと近しい部分あるんじゃないかと
思っていたけれどちゃんとその部分を汲み取って
映像化していて痺れました。
