ミステリと言う勿れの鹿のネタバレレビュー・内容・結末

残暑厳しき折、皆さまいかがお過ごしでしょうか？とにかくポスターが、あっつい！
天パにマフラー、ダッフルコート！たぶん、真冬しか活躍しない季節限定探偵、ととのうくん。犯人がどうとかは関係なくて、見所は真犯人がある人物に罪の意識をガンガン植え付けるところ。何のためにそんなことをするのか。実に身勝手だが、自分の支配下にあって自分に心酔していると思っていた人物に「裏切られた」ことに、復讐するためであろうか。その､自分の気が済む、ということを優先したやり口はまったくもって、「容赦」というものがまるでない！それはあまりにも見事で､アホみたいにポカーンと口を開けて、「スゲー」と見とれるしかなかった。個人的にはその救いのなさのまま終わって欲しかったが、そうゆう世界観ではないのだろう。