このレビューはネタバレを含みます
直前に原作コミックで予習してから。2〜4巻の内容なんだね。
話としては壮大だけどTVSPレベルだったかな〜。
鬼の集いの朗読劇が原作でも怖くて、原作絵を使いながら暴かれる真実に背中がゾクゾクした。植木鉢が落ちた時駆け上がる階段に柵が無いほうが気になったし、あのカメラワークが緊迫感あってなかなかの見せ場になっていたかも。原作にあった蔵が4つ重なると〜って要素も入れてほしかったな。
鬼が3人いて一人が狩集家とわかった時、残り二人が車坂と真壁だってすぐ読めたと思うんけど、なんでみんな疑問にしなかったんだろう。
松下洸平演じる朝ちゃんの正体がバレてからの胡散臭さと開き直って反省の色が見えない様子が凄かった。役者本人のことも信じられなくなるような演技で、ファンはこんな演技を見られて嬉しいような複雑な気持ちになるのかも。ネタを知ってから見てみれば小学生の話し合いに参加する教師役みたいな、本当にヒントになるようなことしか言ってなくて面白い。
銀縁眼鏡、黒づくめ、広島弁の町田啓太からしか得られない栄養は確実にある。本当の狩集の方が松嶋菜々子だったとは〜。スタッフロールの締めに柴咲コウがいたのはなぜ？
