彼の言葉は、屁理屈か哲学か…
美術展のために広島に来た大学生の久能整は犬堂我路の知人だという女子高生・狩集汐路と出会い、ある相談を持ちかけられる。それは彼女の家系・狩集一族の遺産相続を巡るものだった。
当主の孫に当たる汐路をはじめ4人の相続候補者たちは、遺産を手にするために遺言書に記された謎を解かなくてはならなかった…
ストーリーはこんな感じ。
TVシリーズの劇場版。
ドラマでも、そうだったけど事件に巻き込まれるよね、整は。
今回は我路の勧めで汐路が整に助けを求めて来るんだけど、普通は断るよね
それをなんやかんや言いながらも、汐路に付いていくんだから、押しに弱いというか何というか…
でも、あの観察力は凄いよね。見てないようで、よく細部までみてるもんね
それに、何と言っても彼の言葉だよね
一見、屁理屈に思える中にも真理がある事が多いよね整の言葉には。
それによって、心が救われたりもするからね。また押し付けがましくないのも良いのかも。
説教臭くならないからね…
ストーリーの方は面白いけど、ミステリーとしては弱いかな。
ハッとするような驚きもなかったし、犯人もおおよそ予想は簡単だったし…
今回の作品が大ヒットしたことで、続編も作られるんだろうね…
それにしても、我路。殆ど、クルーザーの所にいるけど、かえって目立つんじゃ…って思ったかなぁ。
