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ミステリと言う勿れのugaのネタバレレビュー・内容・結末

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ見たことないけど面白かった!

代々遺産相続の時期になるとお互いを殺し合うとされてきた由緒ある一族 狩集家。
その狩集家の少女しおじに「命とお金がかかっているから手を貸してほしい」と言われ、パーマの大学生 整くんは借り出されることになる。

遺産相続は、狩集家と長年協力関係であった車坂家,真壁家が出題したミッションをこなすことだった。
それは狩集家の敷地内に建てられた4つの倉に入り、「あるべき場所に過不足なくする」というミッションだった。

狩集家の4人と整くん、そして車坂家の息子でありしおじの幼馴染である朝晴はそのナゾを解いていくことになる。
最初は敵対関係にあった4人だが、ナゾを解いていくうちにひとつの真相に辿り着き、4人は協力した方が身のためだと気づく。

その真相とは「狩集家は幕末期に鬼に乗っ取られており、今も鬼の血をひく者が混じっていること。そして代々その鬼の血をひく巻き毛の色白の者を部下である車坂家と真壁家が暗殺してきたということ。」

次に殺される巻き毛の身内を守るべく皆は一致団結し、次の暗殺任務を託されていた朝春を炙り出すことに成功。
昔から仲良くしていた朝春には 皆もショックだった。

命を狙われていた一族と殺す使命を与えられてしまった一族、どちらも可哀想な一族だなと感じた。

4人は自分たちの親が死んだ真相や託された想いなども知ることが出来、最後はこの闇の風習を明るみに出し、歴史にピリオドを打つことが出来た。


結構内容もぎっしり詰まっていて、疑心暗鬼だった一族が皆徐々にチームワークを固めていき、謎が一つ一つ解けていくのが面白かった!
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