ディズニーらしいアドベンチャーではないけど移民映画として見ると秀作
ロミオとジュリエットをピクサーで体現したようなストレートな恋愛物語は子供向けかと言われると今恋愛に心を燃やす人らの方が刺さるところはあると思う
火と水ってありきたりな設定に目新しさがないから新しい世界を見るって点は刺激がない
多様性な世界観から見ると「ズートピア」が真っ先にディズニー作品で思い浮かぶけどあの映画は真犯人を見つけ出そうする巧みなストーリー展開に引っ張られる面白さがあるが本作は水を止めなきゃ店が終わっちゃうスケールがこじんまりとしていて余計に主人公2人の恋愛面と水と火のあいそれない関係にお互い歩み寄っていくドラマ面に目がいく
そのせいかいつものディズニーとして見ると純粋な面白さはそこまでない
思った以上に社会派でオスカーにノミネートされてもおかしくないほど社会を知る大人ほど刺さるストーリー
子供は退屈すると思うけどアメリカ的社会派作品であったり移民映画に興味を持ってる人はそれなりに楽しめる