このレビューはネタバレを含みます
多様性を受け入れる、恋愛映画でもあり、親子の映画。火と水は交わってはいけない、そんな呪縛めいた言葉を乗り越える恋愛。
今の時代の多様性について話しているのか、肌の色の差別の話なのか、最後は自分がどう思うかが重要。そんなメッセージ性を感じた。
最後の別れる時の親子の儀式、展開が読めてしまうが、感動した。自分の父親には受け入れられなかったけど、自分が受け入れる立場になった時に変化できるのは、大人になっても変われるのだなと。
個人的にはウェイドの亡くなった父親との関係に重ねて、自分の思いを伝えるのを大切にしようというのが、一番刺さった。
「思いを伝えるチャンスはそう、多くない」