水エレメント、ウェイドは育ちの良さがにじみ出てる素直で穏やかで涙もろい青年。
このキャラ可愛すぎる。水の特性も生かして、プルンとした質感もたまらん。
火エレメントのエンバーは木材や角を食べてたり、そうするとメラメラと元気になるもよう。
砂からガラスも作れるし、鉱石の化学反応で自身の色を変化させたり、キャラクター作り最高。
それぞれのエレメントの特性が、キャラの性格や動きや特技に落とし込まれているのが面白い。
あと言葉遊びもね。「水を差す」とか「くすぶってる」「メラつく」とか和訳だとありましたけど、きっと各国の訳でも工夫があるのかな。
それにしたって、火と水の恋。火と水ですから、手をつなぐのだってこわいです。
触れ合うと、ウェイドの手はブクブクと気泡が沸き立ってましたけど、それでも分かり合えましたね。
レビューなどを見ていると、白人富裕層とアジア系移民という解釈もありますね、なるほど！
また、監督自身の境遇も投影されているのではないかということで。
ピクサー作品はどんどん映像美が進化していて、今回もそれは特に素晴らしかったです。
エレメントシティの風景や、水への映り込みや、火の光による灯りとか細かいところまで、一時停止してちゃんと見たくなるほどです。
2023年88本目
