王道のディズニー映画。
世界観はなんとなくズートピアみたいだなって思った。ただ、ズートピアみたいな謎解き要素はなくて、恋愛特化されてた。
それぞれのエレメントの特性とその生活が、何気ない日常と共に描かれていて、世界観に一気に引き込まれた。
親からの期待と種族の軋轢にもがく主人公が、世界を知って成長していく物語だった。
水と炎の微妙なゆらめきとか色の変化が美しくて、映像としても目を惹いた。
エンバーの父母が移住してくるところから物語が始まって、背景がしっかりあることに加えて、微妙な表情の変化も細かく描かれているからこそ皆んなに共感できた。エンバーとウェイドがお互いのどんな所に惹かれているのか、台詞にはなっていないけど、視聴者にはよくわかる。
日常場面でさりげなく言った台詞を伏線回収に使ったり、祖父と父の軋轢を父と娘で解消するような表現、私は大好き。
ウェイドの声優がまさか玉森とは思わなかった、サバンナ高橋みある良い声やなと思ってた。でも似合っててしっくりきた。
エンバーの父の声優がハリポタのダドリーおじさんで、思いっきりチラついてしまった。笑
大谷育江さん可愛い。
