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荒野に生きるのseapony3000のレビュー・感想・評価

荒野に生きる(1971年製作の映画)
4.0
あの帽子にピーコートのヒューストン隊長の威圧感たまらない。満身創痍の匍匐状態でオオカミ威嚇してバッファローの肉を奪い、落ちてた骨砕いてほじくり、泥まみれのザリガニも鷲掴みで喰らいつくリチャードハリス。布団は枯葉や土。聖書破いて焚き火にしていたけど原住民の出産目撃しちゃって残してきた息子を思い、ケガしたウサギに副木して聖書を読み聞かせてあげるまでに。じっくり時間をかけて自己治癒していく間にも様々な闘いと死を目の当たりに。ヒューストンとの対マンを期待していたのにまさかのゴーホーム宣言。父親のボスを捨てて、捨てた息子に会いにいく。アラ肩透かしかと思いきや…ハリスに黙ってついていく隊員たち、無惨な結果になった船長ヒューストンの圧倒的な敗北、にいきなりグッと押し寄せるカタルシス。
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