ラスト1分の展開は衝撃的だったなぁ…
1988年コソボでは独立を巡ってセルビア人とアルバニア人の対立が激化していた
そんな中、大親友のペトリットとオキは最近、手に入れたお気に入りの自転車で毎日を楽しく過ごしていたが、この自転車がキッカケで2人の絆が揺らぐことになり…
ストーリーはこんな感じ。
実話を基に作られている作品。
道路の真ん中に捨てられていたボロボロの自転車。ペトリットは車を降り、その自転車を見つめ、子どもの頃を思い出していた
ペトリットとオキは大親友。最近は、オキが1年お小遣いを貯めて買った自転車であちこちに行くのが楽しみだった。
そんな中、ペトリットに付いていった所でセルビア人の男に自転車を置いていく様に言われるんだわ。銃を持つ男たちにビビったペトリットは、オキの大事な自転車なのに差し出すんだよね、その場から去るために。そしてそのことで、オキは激怒しペトリットと口をきかなくなる。
そんな時"ある出来事"が起こる…
この作品ではセルビア人の暴力が描かれているんだけど、実際コソボではアルバニア人の学生の過激な暴動も有ったらしく、2つの民族間の対立はバチバチだったそうだ
まぁ、とにかくえげつないんだよね。
持ち物からアルバニア関連の物が出てきただけで暴力を振るわれ、セルビアに服従するように強いられる。そして最後には、家から出されこの地を去るように言われ、戻って来たら殺すとまで脅される。
その描写はかなり酷い。小さな子どもまで銃を突きつけられるんだからね。
そしてラスト…
嫌な予感はしていたけど、まさかあんな展開になるとは…
21分のショートムービーにしては重たいテーマで胸にずっしりと来たなぁ…
