電気羊

ザ・スカルズ 髑髏(ドクロ)の誓いの電気羊のレビュー・感想・評価

2.7
若きポール・ウォーカーを見るためだけの映画。イモっぽい主人公(ポール・ウォーカーじゃない)は、ボート部のエースで司法学生。貧乏なため奨学金で大学を卒業する予定だが、卒業後に弁護士になれても多額の奨学金の返済に追われる将来生に嫌気がさしていた。主人公は大学で耳にした、スカルという裏社会に強い秘密結社に入信することで、富と名声が約束されるという話を信じ、同胞(ポール・ウォーカー)たちとスカルの入信試験を受け見事合格する。スカルは主人公の素養を認め、幹部にするべく裏工作を始める。だが、そこでは秘密主義が絶対ルール。主人公を心配した友人から結社を抜けるように説得されるのだが、友人は逆に結社によって殺害されてしまう。主人公は徐々に秘密結社に対して不信感を募らせていくのだが。ラストは、主人公と秘密結社に同期で入会した秘密結社のボスの息子(ポール・ウォーカー)と銃で決闘させられるが、ボスの息子はボスを撃って決闘は避けられ、主人公は結社を退会して一応ハッピーエンド❓。しかしな。警察さえもコントロールできる力を持つ秘密結社からそう簡単に退会できるもんかな。ポール・ウォーカーが出ているだけの詰めの甘い話だった。
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