ずっと観たかった作品。
物語の設定自体が強烈すぎて、強引に描いている部分はあるが、母性あふれるデハビランドの名演に泣いてしまった。
母親って本当にすごい。ほんとの無性の愛って母親以外ない気がする。
歯痒い中盤からの展開に、ラストはいろいろ観た人で感想が違ってくるだろうが、筆者はこれで良かった。たぶん違えば名作ステラダラスに匹敵したのかもしれない。(先日観た母の旅路に通づるか)
デハビランドはデビュー後の可憐な少女時代を得て、本作から良くも悪くも目力鋭い怪演女優に変貌していく。いやーたまらんわ。ほんと観たかったので楽しかった。
本作以降、暗い鏡、女相続人、見知らぬ人でなく、不意打ち・ふるえて眠れと続く。風と共に去りぬなどの可憐時代も良いが、やっぱり自分は後期のデハビランドが好きだ。(謎の佳人レイチェル観たい!!)
勝手だけど、裏の顔はめっちゃヤな女だと思ってしまうんだなあ(笑)