このレビューはネタバレを含みます
この物語にあの悪人は関係ないから、復讐してもしなくてもどうでもいいんだな 問題はそこじゃなくて妻/姉が死んじゃってもうこの世にいないこと どう死んだとか関係ない
平凡な日常は、本当は別に必死で築くものじゃないと思うけど、大事な人が死んだらそういうもんって捉え方になるか
人殺してるやつがなんとなく生きてて、平凡な日常が欲しい人が必死で生きてるのは観てておもしろみはある 住む世界が違いすぎるから復讐なんてしたって何の意味もないんだろうな やっぱ関係ない人間どうしなのかお互いに
別に何も解決してないから、あの日の衝動で留守電を消して、めちゃくちゃ後悔してさらに妻の影を追い求める日もあるだろうし、なぜか晴れやかな気分でいられる日もあるんだろうな
たとえ復讐しようが、大事な人が死んだことを一つの日や出来事で線引きして、スッキリした!なんてできるはずない だってもう大事な人いないんだもん そういう意味では復讐って元からしてもしなくても関係ないのかも?